YouTubeの収益化した上で気をつけなければならないこと!
昨日に引き続き、今回もYouTube収益化のお話です。
幾つか、自分で調べてみたのですが誤っている所もあるとは思いますので、随時ご指摘を頂ければ幸いです。ご指摘はTwitterからお願いします。
ゲーム実況について
収益受け取りをしている状態でゲーム実況をした場合、そのゲームを使ってお金儲けをしていることになります。
様々な対策や、ルールの制定が設けられておりますので、そちらをご紹介出来ればと思います。
このサイトが便利
Who Let's Play
見るべき所は、CompanyとPermission、Condition、Sourceです。会社名と許可についてのヒモ付はソースを見れば分かります、不安だったら自分の目で確かめに行くのが良いでしょう。
また、PermissionがMaybeの場合……グレーゾーンです。ConditionにEmail themとかあるやつはメール送れば出来るよっていうものですね。そこまでしてやりたいタイトルがあった場合はメールを送りましょう。
VIPで初心者がゲーム実況するには@wiki
きっと配信をしたことがある人ならお世話になったことのあるサイトだと思う。
このサイトにも許諾リストみたいなのがあって確認出来る。
日本人が作ったページっていうのもあって、わかりやすい。
同じように引用元が書いてあるので、不安だったら引用元を確認しよう。こうして見ると、結構許可している会社は多いように見える。
任天堂について
下記から追記までの話は2018年12月までの話です。
追記部分をお読みください。
「Nintendo Creators Program」というプログラムがあります。
任天堂のゲームを実況プレイしても良いよ!だけど、その収益の一部は任天堂が貰うね!というプログラムですね。これで合法的にプレイが出来ます。
ただし、利用可能なタイトルは限られております。リンク先から確認することが出来ます。基本的には任天堂の出している有名所のソフトですね。
私がプレイした「ピカチュウげんきでちゅう」入って無くて残念でした。仕方ない。
登録方法は至って簡単です。Googleアカウントでログインをして、PayPal登録をするだけです。報酬はPayPalに来ます。実際に貰っていないので、まだどれくらいの金額が入るのかはわかりません。
許諾は「チャンネル単位」と「動画単位」であります。チャンネル単位の場合は、チャンネルの持つ全ての動画に適用されます。
動画単位の場合は、一つ一つ申請する必要があります。手間を考えると、チャンネル単位のほうが良いのでは?と思いがちなのですが、少し厄介なことがあります。
そう配信は対象外なのです。ただし、アーカイブは動画なので行けます。
チャンネルでの登録をすると、厄介なことに配信も審査対象になるので「配信は収益化受け取りをオフ、Super Chatもオフにして、アーカイブで受け取る」ということが出来ると思います。今度やってみます。
また、見落としがちなのが下記のルールです。
- 適用される法令を順守するため、またNintendo Creators Programへの参加条件として、あなたは任天堂コンテンツを含むあなたの動画に下記の情報開示を含める必要があります。
私は、Nintendo Creators Programのライセンスによって、この動画で任天堂コンテンツを使用しています。この動画は、任天堂による援助や支援がなされているものではありませんが、この動画から得られる広告収益は任天堂と分け合われます。
この情報開示は口頭で(例えば、YouTube動画の中で)あるいは文字で(例えば、YouTubeのキャプションや、動画内でのテキスト表示で)行うことができます。形式に関わらず、あなたはこの情報開示を、あなたの動画を見る人が気付きやすい場所で、理解しやすく、はっきりと見てわかるまたは聞き取れる形で行う必要があります。
太字部分の文章を入れる必要がありますと。動画概要欄でも良いみたいなので、アーカイブ化する時に入れておくと良いでしょう。なので、流れとしては……。
①収益化受け取り無しにして配信
②アーカイブ化するときに文章を概要欄に追加
③動画単位での申請(2~3日かかる)
……まぁ、ちょっと厄介ですね。YouTubeの広告収入とは違う形での受け取りになるので、導入するかどうかは自己判断で。
とりあえず、任天堂のゲームをやってYouTubeからの報酬受取をするのはNGってことだけ頭に入れておけば良いみたいです。
散々言いましたけども!!!!
基本的には自分で見に行く。あとは人がやってるのを参考にするのもありですね。ググると滅茶苦茶情報出てきます。そうです、リアルが歩んだ道なんですから。バーチャルは後追いみたいな感じですし。
そういう情報はどんどん活用しましょう。
追記(2018/11/29)
把握しきれていない所もあるのですが、このガイドラインによると「YouTubeパートナーとして、収益を受ける場合については任天堂は著作権の侵害を主張しない」というもの(YouTubeパートナー以外にもニコニコ動画のクリエイター奨励プログラム等も有り。リンク先参照)
上記記載のNintendo Creators Programは2018年の12月をもって終了するみたいです。
https://r.ncp.nintendo.net/news/#list_8
より、シンプルになったというわけですね。
YouTubeパートナーとしてということは「動画の広告収益(YouTubeプレミアムからの収益含む)」と「配信時のSuper Chatの有効」が認められるということなのです。
任天堂のゲームでスパチャを切らなくて済むというわけですね、太っ腹です。流石任天堂。スマブラとかも許されちゃうということですね。
ただ、その他のルールもしっかり記載されているので、収益化する際には必ず読んでおいてください。
楽曲について
配信中にフリー音源や、自作の音源、依頼した音源を流すことが多いと思います。YouTubeのAIは優秀で、YouTubeのAIちゃんが聞いたことのある音楽はとっさに判断して、著作権的にアウト!駄目!ってなります。
ゲーム内の音楽とかでも、もちろんアウトですね。たとえ声が載っていてもアウトです。
もちろん、著作権を侵害した場合は、その動画を収益化することは出来ません。
ここで注意しなければならないポイントがフリー音源です。
前回の記事に黄色いドルマークなんてなかったのですが、著作権侵害の異議申し立て中になると、黄色いドルマークになるみたいです。
そうです、この配信では「フリー音源」しか使っていませんでした。
ですが著作権侵害の通達が来たのです。
調べてみると、申立人は代理人であると記載がされておりました。
YouTubeの「AdRev for a 3rd Party」には気をつけろ!https://t.co/CDWOe70Top
— 水菜 (@mizunana_T) 2018年7月4日
これ本当最悪です。私の配信でも引っかかりました……音源選びも大変だぁ。おかげで、収益化出来ない動画になりました(その部分のみミュートにすればいける) pic.twitter.com/XvAxgD4vnX
こういう感じです。昼間にツイートしました。
つまり、フリー音源の著作者になりすまして、侵害申請をして、著作者として収益を得ているという感じです。
異議の申立をする前は、半分明るい緑色。収益を得ているけども、著作者に収益も行っているよ……という表記ですね。
不正に受け取っているということです。調べた感じ異議を申し立てれば良いのですが、その間、その動画の収益を受け取ることは出来ません。
YouTubeのAIちゃんが優秀すぎるからこそ産まれた不正ですね。結構前から話題にはなっているみたいです。防ぐ方法は、今の所見受けられません。
前に「オリジナル楽曲を作ったが、YouTubeに著作者だと偽りの申請をして、自分のオリジナル楽曲を使った動画が削除される」ということもありました。
YouTube側の対応が待たれますが、結構希望は薄いかも……。
そういうわけで、気をつけなければならないこと二点をまとめてみました。
冒頭にも書いた通りに、間違えていたことがあったら!Twitterでお気軽に言ってくださいね!
以上、水菜でした。