バーチャルマーケットとVtuberと産業の歴史

気が向いたら書ける場所がある、それがブログ!はい、水菜です。

今回は特に紹介記事とかじゃなく、考察系の記事です。具体的には、Vケット2の打ち上げで言った話を文字化した感じになります。

産業の歴史

歴史というか、今も続いてるんですけど、義務教育の時……小学生の時かなぁ?産業ってものがあることを学ぶと思います。知ってる人は読み飛ばして良いです。あと、私も結構うろ覚えなので、免罪符書いておきます、間違えてたらゴメンね。

英国の経済学者コーリン・クラーク氏による産業分類である、第一次産業第三次産業までの話です。これらを痛感できるゲームは間違いなく、SimCityかCitys:Skylineだと思います。

第一次産業とは

農業、林業水産業、牧畜や狩猟業と地球上にあるものを利用して生産します。自然的条件の影響を受ける割合が多いです。国によって様々な表情を見せるものでもあります。ただ、時間や場所等の制約を考えると生産力は低く、労働力の移動が起こり、結果として第二次産業へと移動する労働者が増えました。

第二次産業とは

製造業・建築業・鉱工学・ガス・電気・水道など。第一次産業が生み出したものを加工し、よりよくする働きを持っています。日本だとガス・電気・水道は含まれないみたいです。インフラ周りの所ですね。結構定義が曖昧で、鉱業が第一次産業だったりする場合もあるそうな。

第三次産業とは

商業・運輸・通信・金融・公務・サービス業のことを指します。第二次産業で作ったものを売ったり、運んだり、伝えたりする所ですね。消費者に最も近い立ち位置になっています。

大きく分類分けをすると、3つなのですが、最近だとこれに加えて「情報産業」なんてのもありますと。情報産業はコンピュータのハードウェア・ソフトウェア、またはそれらに関するサービスを行っている産業のことです。私達の周りには、情報産業に関わる人が多くいると思います。

じゃあ、これを振り返って何を言いたいのか。この産業を前提として、バーチャルマーケットとVtuberを紐解いてみたいと思います。

産業を使った紐解き

VR空間を地球上に例える他無いので、ひとまず地球に例えましょう。

第一次産業やら、第三次産業やらをポジションとして当てはめるとどうなるのか、ちょっと考えてみた。

第一次産業は、0から1にしている人。つまり、出展者の方々です。アバターを無の状態から有の状態にし、どんどん生み出している人たちのこと。ここが居ないと始まらないですし、VR空間にコミュニティは生まれません。それくらい重要なポジションです。

第二次産業は、バーチャルマーケットのワールド制作等です。どういうことかと言うと、みんなから頂いた大切なブースやアバターを加工し、一つの場所として作成するからです。最も、ワールド制作についても0から1にしているので、複合ではありますが、運営が作ったものと、出展者が作ったものを合わせて加工し、完成品にする。そういう意味だと、第二次産業だと思っております。

第三次産業は、運営スタッフ陣営とVtuberのことです。出展者とワールド制作陣営が作ったものを、全力でみんなに届ける仕事をしています。届けるということは伝えるということです。例えば、YouTubeの配信を行い、みんなに情報を届ける。どういう状況なのかを伝える。まさに「バーチャルならでは」であり、ここの伝える役割は今の所「Vtuber」にしか出来ないと思いますし、適材適所だと思っております。

何かイベントがあった時にレポーターさんが現地に行って質問をすることはあると思います。ただ、バーチャルマーケットだとそうは行きません。現実世界の本人が行くというと、現状出来るのは坪倉さんとジョイマン高木さんくらいしか出来ないんじゃないかなと思います(二人共レポーターさんじゃない)

最後に情報産業は、間違いなくVR開発者やVRChatのことだと思います。そもそも基盤を作ってる人なので、地球作ってるようなものです。凄い、強い。

バーチャルマーケットをやってみて

実の所、最初から狙っていたと言えばちょっとだけ嘘になりますが、思い返してみれば無意識に考えていたのかなと思っております。何かと言うと第三次産業から生まれるのおかしくない?」という話です。

順を追って現実に合わせるならば、第一次産業が出来てからだと思ったのです。ただ、現実で人気なのは間違いなく第三次産業であるVtuber。なれる敷居が低いのも確かだと思います。

だからこそ、バーチャルマーケットをやってよかったと思っています。第一次産業第二次産業の基盤がしっかりと固まれば、Vtuberさんの仕事が増えると思っているから。

なんだかんだでVtuberって仕事が確立していくのが好きなんです、嬉しいんです。だから、熱意が込められる。ただ、誤解はしないで欲しい、その為だけにやっているわけではないから。

この第一次産業第三次産業までの流れが活性化していき、規模が大きくなる。それが真の意味でVRが豊かになる」だと私は思っています。当分の間は、それを目標に生きていきます。

最後に

バーチャルマーケット3は9月にあります。5日間開催です。きっとこれからもずっと言い続けると思うんですけど、毎回命懸けで開催してますし、するつもりです。

私の人生を使うだけで、新しい世界が豊かになるんなら安いものじゃありませんか。ただ、私の力だけではなく、みんなの力があるからやっていけるのも確か。そして、そのみんなの力を最大限に引き出さないといけないのは、私とフィオさん、そして車軸ちゃんなのも確か。

泥臭い、熱苦しい、上等じゃないですか。やれるだけやってみる。やらなければ始まらないし、やり続けてれば終わらないんだから。

 

頑張るぞ、おー!という記事でした。