YouTube配信者必見!Nightbot活用術!

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久しぶりにリファレンス記事ですね。どうも、水菜です。梅雨ですね、雨ばかりでしんどいと思いきや、在宅なのであんまり関係ないです。

 

さて、皆さんは「Nightbot」という便利ツールをご存知ですか?私が初めて知ったのは、とあるゲームを実況している配信者さんが使っているのを見た時です。ものすごく便利なのと、配信中に困っているVtuberさん達にはかなり需要があるのではないかな?と思い記事にしました。

もちろん、普通にYouTube配信を行っているYouTuberさん達も必見です!

 

Nightbotとは?

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YouTubeライブ配信にある「チャット機能」の中にbotとして存在出来る機能です。

その前に「モデレーター」の説明をしておきましょう。

モデレーターとは?

配信を行っている配信者は基本的に「配信に集中」をするべきです。雑談配信などの場合は、チャット欄を見てやり取りをするわけですが、そういう場合、例えばゲーム配信等の場合は、ゲームに集中するべきだと。なので、チャット内で何かが起こったとしても配信者には判断がつかないわけです。

そこで便利なのが「モデレーター」です。配信を見ている視聴者さんにモデレーター権限を渡すことによって「チャット内に居る、不適切な発言ばかりするスパムアカウントBAN」「不適切な発言の削除」等を行ってくれるわけです。所謂「スパナ付き」になっている人がモデレーターです。絶対に信頼出来る人に付けるようにしましょう、そうじゃないと下手するとモデレーターそのものがスパムになることも。

ただ、そのモデレーターさんも毎回ライブ配信に来るわけではないというのもあり、複数で配信を行い、スタッフさんが居るという状況でも無い限り中々厳しいというわけです。

そういうわけで、AIちゃんに任せちゃいましょうというのがNightbotというわけです。モデレーターの説明だけでNightbotの説明が出来てしまった!

 

Nightbotの登録方法

まずは公式サイトにアクセスします。

beta.nightbot.tv

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Sign Up!があるので、そこをクリック。

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TwitchかYouTubeか選べと言われるので、YouTubeを選択。ちなみに、Twitchでも使えるみたいですが、今回はYouTubeでの説明のみとさせて頂きます。

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ログインすると、ダッシュボード画面になります。トップページからお察し頂けたと思うのですが「全部英語」です。なのでリファレンスを作った感じです。

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まず最初に右上にある「Join Channel」をクリックします。これでNightbotたんを自分のチャンネルに追加出来るわけですね。

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そしたら、こんな画面が出てくると思うので、指示に従って設定をします。

まず最初に「Community Settings.」を押すと、YouTubeに飛びます。

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モデレーターの設定ページですね!

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そして、このモデレーター部分に「https://www.youtube.com/channel/UCSvjQBDgYDB5TGVmCZObcwA」(Nightbotのチャンネル)を追加し、Nightbotたんをモデレーターにします。

最後に右上にある「保存」ボタンを押して、追加完了です。

スパム対策について

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まず最初にやるべきなのは「スパム対策」ですね!一度ダッシュボードに戻り「Spam Protection」を選択します。

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そうすると、デフォルトで設定されているフィルター一覧が出てきます。StatusがEnabledになっているものが有効になっていて、Disabledになっているのが無効のフィルターです。Actionsの中にあるEnabled/Disabledボタンで切り替えすることが出来ます。

フィルターの説明を一つずつしていきます。

Blacklist Words/Phrases

禁止ワードの設定ですね。Optionsボタンを押すと追加が出来ます。

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Blacklistにワードを設定します。

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改行すると複数設定が出来ます。画像にある「*」はワイルドカードと言って「文中に貧乳がある場合は全てBAN」と設定する出来ます。水菜ちゃんは貧乳ではねーからな。

TimeoutLengthで「その人が禁止ワードを言った時にどれくらい発言禁止をさせるか」を設定することが出来ます。デフォルトは10分ですね。

ExemptUserlevelは「この禁止ワードでBANされない人」のレベルを選択できます。Ownerで配信者以外は全部BAN、Moderatorでモデレーターと配信者以外は全部BANあとの3つはよく分からない……サポーターはメンバーの人かもしれない?メンバーになったら貧乳といえる権限とか与えられるのかも、いらないけど。

SilentはBANした時にNightbotたんが「BANしたよ!」って宣言をしなくなります。有効にすると、BANされた人はなんで書き込めないのかが分からないデメリットもありますが、下手するとNightbotそのものがチャット欄で騒ぐことがあるので、それを抑えるメリットがあります。

CustomMessageはBANした時に何を言うのか自分で決められる。空白にすると、デフォルトのメッセージを返してくれます。

 

ExcessCaps

アルファベットの大文字でやたら叫んでる人をBAN出来ます。日本だとあんまり縁が無いが、海外では「大声で言う」的なスラングで全部大文字を使うことが多いのであるフィルター。一応Optionで大文字の数とかを制限出来る数がつけられる。

まぁ、日本だと入れなくても良いかな?基本デフォルトで良いと思いますね。

ExcessEmotes

ExcessCapsの絵文字版。これは日本でも関係あるかな?同じくLimitで制限出来る数を決められる。ただ、あんまりLimitを少なくすると、BAN数が大変なことになるので微妙かも?

実はYouTubeそのもののフィルターで配信者とモデレーター以外はLinkを貼ることが出来ないという制約があるので、あんまり意味が無いフィルター。ホワイトリストで貼れるリンクが設定してあるが、そもそもYouTube側で弾くので、ここで設定したURLを貼ることが出来ないと思います。

実証してないので確実とは言えないのですが、これは無効にしても良いかも?

ExcessSymbols

ExcessCapsの記号版。記号ってのは「’-~〒§」とかのことです。これ相当Limitを多くするか、Disabledにすることを推奨します……何故なら、日本には「顔文字」って文化があるからです。(´・ω・`)←こいつだけで6文字(ωは文字だよ)Limitの初期設定は8なのでセーフなんですけど、複雑な顔文字使う人たまに居るので、Limit30くらいが良いかもしれない?

Repetitions

繰り返しで連投する人を規制します。まさにスパム対策って感じ。ただ「草」とか連投しまくっても規制されるので、様子を見て有効/無効を考えたほうが良いかも。海外だと「lol」とかか。

結構普通に連投はあることが多いので、デフォルトがDisableになっているのかもしれない?

 

以上、スパム周りの設定でした!

 

定期投稿について

配信中にNightbotたんが定期的に投稿をしてくれます!可愛い!

自分がどういう存在なのかを言うのに良いかもしれませんね、Silentしてたらそもそも存在すら知りえないものですが。

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メニューに有る「Timers」を選択。

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右上にある+Addを押す。

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そうすると、こんな画面が出るので、それぞれ説明して行きます。

Name:このメッセージが何のメッセージなのかの説明、タイトルみたいなもの。

Message:実際のメッセージ文。発言して欲しい文章を入れよう。

Interval:どれくらいの頻度で発言するのかを設定しよう。デフォルトである15分の場合は2:00、2:15、2:30のタイミングで投稿されます。

ChatLines:例えば配信に誰も来なかった場合(ちょっと悲しいけど)に、タイマーちゃんは停止します。デフォルトだと「誰かが2回発言したら、15分のタイミングでNightbotが発言をする」という仕様になっています。その振り幅を設定出来るというわけですね。

Alias:カスタムコマンドがよくわからん人は飛ばして良いです。基本は空白でOK!

 

使用例としては、Twitterの宣伝だったり、Nightbot使ってるぜ!っていうスパムやセクハラ抑止だったりと、色々とやり方はあると思います。

 

他にも機能がある?

カスタムコマンドという機能を使うと、他にも機能を追加することが出来るみたいです。アンケート機能だったり、常連設定だったり、フィルタの管理など……。

紹介するとキリが無いので、基本設定だけ紹介させて頂きました。

もっと知りたい方は「Nightbot コマンド」とかで検索すると分かるかもしれません。あと、コマンドは基本的にモデレーターが使うことが出来るので、Nightbotを導入した際には、モデレーターの方々にNightbotを悪用されないように注意です。

怖かったら、メニューからCommand→defaultからCommandを全て無効にしておきましょう(あんまり推奨しませんが)

 

Nightbotたんを導入して、快適なYouTube配信をしましょう!

以上、水菜でした。