ComicVket0を開催してみた。
朝早くから記事を書いてます。お久しぶりです、今年入って初めての記事になってしまいました。ええ、お察しの通りクソ忙しくてブログなんてやる暇なかったのです。
昨日、今日はようやく余裕が出来て、休息しつつ療養してます。使い方あってんのかな?
まぁ、まだバーチャルマーケット4があるので、結局今日から動き出すのですが。
そういうわけで、ComicVket0を開催しました。記事を書いている今も開催中ですね。
スタッフである水菜が、ComicVket0を開催してみての感想みたいな感じで記事を書いていきます。ComicVket0とはなんぞ?って方は、是非公式サイトを見てください。説明は割愛します。割とスタッフに対して感謝する記事になってます、身内ネタ感が強いのですが、書きたくてしょうがなかったので書いてる感じです。
突然の4月開催
大本であるComicVket1は、8月開催となっておりました。まぁ、8月に向けてならワールドも仕組みも諸々作って開催出来るだろうと踏んでいました。本来ならVket4が終わり、Vket5とComicVket1を2ラインで進めつつ~……と思っていたのです。
だがしかし、それよりも早く社会は動きました。多くは語りませんが、一つだけ言えることがあるとしたら「一人一人が持つ常識が変わってしまった」ということです。本当ディストピア感があります、早く収まって欲しいと願うばかりです。
そんな背景や、メディアさんからの押しもあって「じゃあ4月に」という話が出てきました。そこで、いつもやってる通り私はスケジュールの逆引きをしました。
当初は4月頭という案もありましたが、流石に作家さん側が間に合わないというのもあり、4月10日~4月12日開催にしました。
まだ、決まったときはチームビルディングの段階でしたね。キックオフをした後すぐくらいの意思決定でした。
「とりあえず4月10日までに出来ることを考えよう」となったわけですね。
それが今、私達に出来ることだったからです。
作家の皆さん
全員はこちらから見れます。
短い入稿期間の中、参加して頂き、ありがとうございました。皆様のおかげで、本当良いイベントになりました。なるべく、簡単に……と思い、試行錯誤しましたが、割と躓きポイントがあったりと、ご迷惑をおかけした所もあったかと思います。本番開催である1への気付きになりました。改善していきます。
来場してくれた方々も、楽しんで本を読んでくれているようでした。皆様あってのイベントです。本当にありがとうございます。
また、作家の方々を集めてくれた関係者各位、本当に感謝です。滅茶苦茶説明が難しいComicVketを、なんとか説明して……理解してもらって……80人も集まるなんて、正直私は思ってませんでした。本当に。
作品ってのは、作家の命ですよね。それを預けて貰えるよう、説得してくれたのですから。凄いです。
プラットフォーム
そもそもが、1をやる時点で結構な数のプラットフォームからお声がけ頂きました。改めて、感謝です。
元々我々はバーチャルマーケットの知見があったので、VRChatでの開催を前提で進めていました。バーチャルマーケットの知見と、技術市をやったミミンクさんの知見、またVコミマをやったリリー博士の知見をあわせてって感じだったので、どう考えてもVRChat前提になるわけですね。
そんな中お声がけを頂き、お話させて頂きましたと。
ちなみに、この話は0を開催すると意思決定をする前に話をしておりました。その後0の開催をするってなって……やりましょう!と意思決定をしてくれた、プラットフォームの方々には、正直うれしい気持ちでいっぱいでした。
うちとしても、初めてのクロスプラットフォーム対応というのもあり、どういうフローで進めて行けば良いのかという不安もありましたが、各プラットフォームさん達が皆親身になって聞いてくれて、凄く助かりました。
キービジュアル
本当短い期間の中、キナママはよくやってくれました。調整はさわえみかさんがやってくれたのですが、この二人が打ち合わせをガンガンして、より良くしていくのを見てると、こっちまでワクワクしていました。
完成してみたら「ああ、もうこれだ、これがComicVketなんだ」って感じに納得しちゃいました。
キービジュアルが出来ると、イベントのテーマ色が決まるので、キービジュアルは本当時間が無い中、仕上げてくれたんです。
本当に、本当にありがとう。キナママとミカさん。
ワールド
ご存知の通り、バーチャルマーケット1のリメイクです。バーチャルマーケット1こそは重かったものの、会場そのものは軽く、モスコミュールお手製のグッドルッキングなデザイン。
そして、時間もなかったというのもあり、ガシガシワールドをComicVket仕様にしていきます。壁とかは暗いんですけど、床が明るいおかげで、丁度良い感じのデザインだなと思っております。ここは、HIKKYのさわえみかさんによるデザインセンスが存分に発揮されたなと思っております。流石です、頭上がりませんね。
また、その指示に合わせてワールドを調整してくれたリリー博士を始めとした、スタッフの方々も流石でした。滅茶苦茶良いものになったなと思います。
あと、Questに対応させる為に軽量化してくれたダンテちゃん、ありがとうね。
空中にある白い箱、あはは。なんだったんだろうね、ふふ。
公式サイト
……ほぼ私が作りました。
デザインに相当悩みました、いろんなイベントサイトを見ながらも「ヒーロービューってのがあるのか、そうか、それをやってみたら良い感じになるのか……?」と短い時間の中、色々試行錯誤して、良いものになったと思います。割と気に入ってます。成長したな、私。
3月末には公開しないと行けないので、2日~3日くらいで、なんとか見える形にしました、と。とはいえ、ユーザー登録とかもなく、ただのサイトなので、そこまで時間はかかりませんでした。デザイン決める方が大変だった、本当。
だがしかし、私が書くコードはとにかく汚い。動きゃ良いだろ思想のCSSだったのですが、以前の記事にも書いた通り、そのあたりは全て、HIKKYのウルトラスーパーエンジニアねこばたさんが良い感じにしてくれました。細かい所や、軽量化等……本当、いつもありがとうね。
あと、あまのさん!素材提供いつもありがとう!神素材クリエイターめ!
アクセス方法とかは、広報と連携したり、VRについては全く触れて来なかったイラストレーターさん、おのでらさんの意見を取り入れたりと、ぶっちゃけるとバーチャルマーケットよりかなり丁寧に出来たのではないかなと思っております!意見提供本当、感謝です。
そして、忘れてはならないのが「英訳化」です。英訳化、毎回頭抱えるんですよ。Google翻訳かければ良いってわけじゃないので。
そんな中、協力してくれたのがベイナイトちゃんと、ベーグルちゃんの二人でした。本当、細かい所まで指摘してくれたりと……頭上がらないですね。頭上がらない人ばっかだ。本当にありがとう。
広報周り
Vket1のときとかは、私がやってたのですが、流石にComicVketの広報までは手が回らずでした。HIKKYの広報戦力である、大河原あゆみさんを始め、Twitter周りでは四辻さつきさん、ユーザーサポート周りでは吉村りりかさんが率先して動いてくれて。それらを、元々バーチャルマーケットの告知周りと統括してる、いくらちゃんがまとめてくれたりと。
いかに、分かりやすく……どうやったら、伝えやすいのか……!を物凄く丁寧に考えつつも、発信をしてくれました。
プレスリリースでは、多くのメディアさんが取り上げて頂き、それによってComicVketを知ってくれた方も居たみたいでした。感謝感激です。
システム周り
詳しくは言えないのですが、今回入稿はGoogleフォームでした。
GoogleDriveに貯まったデータを、ひたすら変換し、サーバーにアップして、API作って、Unityに流して……って感じです。技術市のフローを参考に作りました。……作ったのは、私だったんですけど、課題多めだし、本当ギリギリな状態だったので、1までには改善したいなぁと。
そして、これを語る上で出さないと行けない名前が、そう、車軸制作所。
車軸ちゃん、マジでありがとう。予想よりも、スケジュールカッツカツな中、私に付き合ってくれて……本当、ギリギリな戦いだったと思う。お互い変なテンションになりながらも、完成していく姿を見て感動したね。
そしてそして、更にそれを手伝ってくれたのはやまとくんとキナママ。キナママは画像に強いのと、入稿周りのサポートをやったから、システムでは解決出来ない所を解決してくれたり、私には出来ない単純作業をやまとくんが快く引き受けてくれたり……。
あなた達居なかったら、本当に間に合わなかった。戦ってくれてありがとう、開催出来て本当に良かった、みんな喜んでくれて本当に良かった。あの一週間は辛くも、栄光の一週間だったと思う。
主催陣営
最後になるけども、一応主催者はフィオさんなんだけど、実は発案はミカさんだったりして。ただ、この社会情勢を見て4月に意思決定をしたのは紛れもなくこの二人でした。英断だったと思います(最初聞いたときは真っ青になりましたが)
もちろん、課題や懸念点はありましたが、それは多分5月に開催しようが、6月に開催しようが同じことだったと思います。大切なのは、今出来ることをやりきることだったので。
プラットフォーム周りのやり取りや、全体の確認とか、忙しいながらもなんとか運営回ってたと思います。ありがとう、ありがとう!
これからのComicVket
私はComicVketにおいて、どういう立ち位置なのか。
なんて、今更考えちゃってるんですけどね。副主催?って言っても、まぁ全体は結構皆さんが自分で回してくれていたのもあって、指示出しとかはほぼしてませんでした。なので、ComicVketにおいてはエンジニア、なのかもしれませんね。
多分公式発表があると思うので、詳しくはここでは言いませんが……。
私の思うComicVketとは、何なのかを少しだけ話させてください。
ほぼ自分語りなので、興味ない方は飛ばしてOKです。
同人イベントと言えば、沢山ありますね。イベントによっても、色が違う感じで、雰囲気も熱気も違っているわけです。私自身、同人イベントを開いたこともありますが、その空間においては、少なくとも「同人という文化が好き、興味ある」人たちが集まるわけですね。そういう意味でも「同人」って言葉を使うわけですから。
そして、それをバーチャル空間上でやる意味ですが、私にはあると思います。
誤解しないで欲しいのは、やる意味があるからと言って「リアルの同人イベントを否定するわけではありません」
ここよく誤解されがちなのですが、バーチャルだけがあれば良い、というわけではないのです。可能性の一つとして、バーチャルもあるという話なんです。だから、同列なんですよ。
リアルにはリアルの良さが、バーチャルにはバーチャルの良さがある。ただ、バーチャルって言われても「よく分からない」が多かったからこその、今回のプレ開催でした。なんとなく、今回の開催で「あぁ、こういうものなのか!」ってなった人も多いと思います。
イベントによって雰囲気が違うのと同じで、ComicVketはComicVketならではの雰囲気を出したわけですね。
もちろん、それには好き嫌いがあります。ただ、それで好きと言ってくれる方が居るなら、一緒に楽しみましょう……!それが同人なんですから。
話を戻しましょうか。そんなこんなで、ComicVketならではの雰囲気を醸し出しながらも、これからも続けて行ければなと思っております。私の立ち位置はどうなるか分かりませんが、何かしらで関わっていくと思います。
個人的見解ですが、ComicVket0は大成功したと思っております。ここで油断せず、ComicVket1も必ず成功させたいと思っております。
……ま、その前にバーチャルマーケット4があるんだけどね。
最近体調崩しがちで心配かけておりますが、気は元気です!大丈夫です!だって楽しいもん!!心配かけてごめんよー!!頑張るぞー、おー!